数の種類

数にはいろいろな種類があります。日常生活で使う数だけでなく、数学の中にはさまざまな特性を持つ数が存在しているのです。今回は、これらの数の分類について簡単にみていきましょう。
実数
実数とは「実在するすべての数」のことです。
Ex.)\(2\),\(\frac{4}{3}\),\(\sqrt{3}\),\(-5.12\),\(\pi\)
私たちが日常生活においてよく使う数や、円の計算に必要な\(\pi\)(円周率)も実数の1つです。
実数は「有理数」と「無理数」というカテゴリに分かれており、さらに細分化されています。
つまり、実数とは「有理数と無理数を合わせた数」とも言えますね。
有理数
有理数とは「分数で表せる数」のことです。
Ex.)\(3\),\(\frac{7}{5}\),\(-\frac{2}{3}\),\(0.75\),\(\frac{12}{99}\)(\(0.121212\ldots\))
整数や小数がこれに含まれます。
整数なのに分数というと、少し違和感を覚える方もいるかも知れません。
実際に数字を使って考えてみましょう。
\(2\)は整数ですが、\(\frac{2}{1}\)と表現できますし、\(\frac{6}{2}\)は約分すると\(\frac{3}{1}\)となり\(3\)と表せます。
また、\(\frac{1}{2}\)は\(0.5\)となり、小数となります。
整数
整数とは、小数部分を持たない数のことです。
Ex.)\(0\),\(\pm1\),\(\pm2\),\(\pm3\)
日常生活でよく使う数はほとんどが整数といえますね。
整数をさらに分けると「正の数」「0」「負の数」の3つに分類できます
有限小数
有限小数とは「終わりのある小数」のことです。
Ex.)\(0.4\)(\(\frac{2}{5}\)),\(2.58\),\(-0.001\),\(6.123\),\(0.995\)
このように、小数点以下が有限である数(終わりのある数)のことをいいます。
循環小数
循環小数とは「一部または全体が繰り返しのパターンを持つ小数」のことです。
Ex.)\(\frac{1}{3}\)(\(0.33333\)…),\(\dfrac{5}{12}\)(\(0.41666\)…),\(\dfrac{11}{3}\)(\(0.272727\)…)
数字の上に・(ドット)をつけて表します。
\(0.\dot{3}\)は\(0.33333\)…と続く循環小数であり、
\(0.\dot{2}\dot{7}\)は\(0.272727\)…と続く循環小数になります。
無理数(無限小数)
無理数とは「分数で表すことができない数」のことです。
EX.)\(\pi\)(円周率),\(\exp\)(ネイピア数),\(\sqrt{2}\)(\(1.1421356\)…),黄金比(\(1.61803398\)…)
このように無限に続く小数(終わりのない数)は無理数といえます。
虚数
虚数とは簡単に言うと「2乗すると-1になる数」のことを言います。
少し難しいですが、「実数ではない複素数」のことです。
\(i\)を使って表現します。
\(i=\sqrt{-i}\),
\(i^{2}=-1\)
\(i\)は虚数単位と言い、「Imaginary Number」想像上の数と呼ばれます。
複素数は高校数学で学習します。
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